先日、令和4年の地価公示価格が発表されましたね。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/16126/ichiran.pdf
弊社が所在する駅南周辺は、昨年と比べて同じか微減(▲1%前後)となっております。
肌感覚的には、良い土地については数年前より1割ほど高く売れているのですが、
土地が普通又は、条件は良くないものについては、1割~2割ダウンといったところでしょうか?
いずれにせよ年々下がっております。
私が査定書を作成する場合、近隣の公示価格の年毎の比較ができるこんなもの↓
を付けています(ボケていますが…)
中島3丁目の公示価格ですが、
1992年 1坪当たり58万円 が
2022年 1坪当たり25万円(▲56%) です。
半分以下です。
バブル期を考えなくても、
2000年 1坪当たり37万円なので下がっています。
売主様に「この先保有していて値段はあがりますか?」と、よく聞かれます。
お答えとしては「残念ながら、上がる要素はありません。」
ここで、重要なのが、その理由なのですが、まずはこの表を見ますと
ボケている表です。ww綺麗に掲載できなくてスイマセン。
これは、浜松市が出している2060年までの将来の人口統計表です。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/48784/jinkouvision2.pdf
【浜松市やらまいか人口ビジョン】という令和2年3月に作られた統計調査です。
これによると…
2020年 787,227人→ 2060年 580,367人 ▲26%
生産年齢人口(15歳~64歳)でいくと
2020年 459,358人→ 2060年 298,769人 ▲34%
ぞっとしますね。
あと、40年ってそんな遠い未来ではありません。
不動産の価格は、他のものと一緒で需要と供給によって価格が成り立ちます。
需要が減れば必然と価格は下がりますし、供給に至っては、ニュースでも言っている通り空き家問題で、供給は増えます。
売り物が多くて、欲しい人が減れば、なんでも値段は下がりますよね。
これからはそんな時代に突入です。