先日、売却査定のお客様がこんな話をされました。
お客様『ニュースで土地が値上がりしたと聞きましたが…』
ニュースで9月末に都道府県で発表された基準地価調査で
全国平均が+0.28%上がったと報道されましたね。
まずここで、公示価格と基準地価調査のおさらい
https://www.livable.co.jp/baikyaku/fudosan-baikyaku-faq/souba-016/
公示は国で調査し、1月1日時点の地価
基準地価は都道府県で調査し、7月1日時点の地価
なんで2回なんですかね?公平を保つためか何なのかわかりませんが
なににせよ、比べるものがたくさんある方がいいです。
話しは戻って
ところで浜松はどうなのか?
https://tochidai.info/shizuoka/hamamatsu-naka/
残念ながらー0.33%下落しています。
もう少し深堀すると、
中区は+0.53%の上昇
南区はー1.44%の下落
南区は全体的に下落し、市街地は横ばいか微増といったところ
中区は上昇と言いつつも、分析すると面白いんです。
街中の商業地と駅南は下がっています。
1.5%以上の上昇地点は
中央、新津、助信、高林、上島
中央は別として、赤電沿線ですね。
他も上昇しているとこはありますが、
微増なので省略します。
なんとなく、今回の基準地価を見ていて感じたことは
郊外と街中(赤電沿線)の住宅地の2極化で上昇、下落が
はっきりしています。
これも少子高齢化の影響なのでしょう
大半の人は、値上がりすると思って土地を買ってはいませんし
上昇と言っても大体は、年1%未満なので、1.5倍になるまでに
50年以上は掛かります。若返りの薬が無い限り僕は死んでいます。
でも、分析すると今の需給のトレンドがなんとなく見えてくるもので
面白いものです。
多分、これを面白いと思えるのも、不動産営業マンが
100人いても5人もいないでしょうね(笑)ただの自己満です